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1.固定客・リピート客づくりの為のメール会員募集の秘訣

第2回の「店舗向けメルマガ・メール配信による集客方法」に、続き第3回は具体的な店舗向けのメール会員募集方法を紹介します。 メール会員募集方法によって、メール会員数の増え方が大きく違ってきます。 メール会員を増やして固定客・リピート客づくりに大切なメール販促が可能になります。 これからメール会員募集を始める方やメール会員が増えなくて困っている方向けにメール会員募集方法を紹介します。

1-1.メール会員を増やす為の秘訣

メール会員を増やす為のメール会員募集方法は次の3つのポイントが重要になります。

メール会員募集は目に入る場所に設置する

メール会員募集は目に入る場所に設置します。店内やホームページ、どの設置場所でも目に入る場所に配置することがポイントです。 メール会員登録募集が店員スタッフとお客様のコミュニケーションのきっかけに出来るようなところに配置するのがお勧めです。 例えば店内の場合は、レジや客席などお客様の目に入りかつ店員スタッフがメール会員募集の案内ができる場所に設置することがポイントです。 ホームページの場合は、ボタンメニュー(ナビゲーションメニュー)などにメール会員募集が設置されるとわかりやすいです。

メール会員登録のメリットを明確にする

メール会員募集を見たお客様が一目で、「メール会員登録したい」と思っていただけるメリットを明確にすることが重要です。 メリットはお客様が「登録したくなる」ようなニーズのあるサービスを打ち出すことでメール会員募集を促進できます。

不安を取り除き安心感を与える

お客様はメール会員登録したら大量のメールが来たり、もしかしたら料金が発生しないかなど不安に思うお客様もいます。 メール会員登録したらどんなメールが配信されるのか分かるように簡単な説明があるとお客様が登録しやすくなります。 「店舗から毎週1回メール会員特典を配信しています。メール会員登録は無料です。」のような一文を記載することでメルマガの目的が伝わり安心感がでます。

1-2.メール会員募集例

メール会員登録を促進するには登録するメリットが重要になります。 「登録後すぐに使えるクーポンやサービス」を打ち出すことでメール会員登録を促進できます。 このクーポンやサービスによってメール会員数の増え方が大きく違ってきます。 クーポンやサービスは、割引にするか、それとも割引かないサービスにするかの二つの方法があります。 顧客単価の高いエステや美容院などは店内でのメール会員登録の場合は次回の来店を促進する為に、次回に使えるクーポンとして発行することで次の来店につなげられます。

割引によるメール会員募集方法

割引にすることでメール会員登録の明確なメリットがでます。さらにこの割引をいかにお得に感じてもらえるような内容にするかが重要になります。 割引方法も工夫することで「ドリンク1杯無料!」よりも「2杯までドリンク半額!」の方が店舗としては利益が出て、お客様にとっては魅力的に感じる場合があります。 さらにただ割り引くのではなく、二つのメニューを合わせて人気メニュー(1440円)とドリンク(360円)を注文したお客様にはドリンク無料など様々な工夫ができます。

割引によるメール会員募集方法

また〇〇〇円割引か〇〇%引きかの表記の違いによってお客様の印象が大きく変わります。 さらに割引前と割引後の金額を記載することで分かりやすい表記になります。 1,800円→1,440円のように金額で表記することで、20%引きの表記よりお得に感じる場合があります。 どちらの表記がよいかの判断は、店舗のお客様のメール会員登録の反応を確認して割引方法を調整していく必要があります。

割引かない方法によるメール会員募集方法

顧客単価が低い業種や割引はどうしてもできない場合は「大盛サービス」「トッピングサービス」など量やおまけを打ち出すことでメール会員募集を促進できます。 さらに既存のスタンプカードやポイントカードを活用してスタンプ3倍、ポイント3倍などもメール会員募集のサービスの一つになります。 ただしポイントやスタンプの場合は使っているお客様だけが対象なので「スタンプ3倍」または 「一品トッピングサービス」のようにスタンプを使ってないお客様もサービスが選べるようにします。

1-3.メール会員募集のサービスの条件の記載方法

メール会員登録の募集サービスと他の広告で掲載している場合はクーポンの併用の有無も忘れずに記載が必要です。 また通常は登録したお客様を対象にしますが、飲食店などの場合はグループで来店した場合は一つのメール会員登録でどのようなサービスにするかなども決めておく必要があります。 例えば、ドリンク一杯無料のサービスだった場合は1名登録した場合は2名分を対象とするか、しないかなどをあらかじめ決めておく必要があります。 1名登録で2名分を対象にした場合は、4人のグループの場合は2名登録していただくようになります。 逆にグループで1名登録までのサービスに制限する場合は予め条件の内容を記載しておくと親切です。 サービスやクーポンの有効期限は、メール会員システムによって期限管理ができます、通常は1か月程度が目安になります。 エステや美容院などは、その場で使えるクーポンにしないで、クーポンの利用は次回の来店に使えるように1~2か月程度に設定することが多いです。

メール会員登録時のサービスは1度のみの使用に制限する

メール会員募集はメール会員登録を促すために思い切った割引やサービスをするケースが多く、割引やサービスを何度も使われるとお店にとって不利益になる場合があります。 対策としてはウェルカムクーポン機能のような一度メール会員登録したらメール会員退会後もメールアドレスを変更されない限り、 再登録してもクーポンやサービスを使われない為の制限機能が付いたメール配信システムがお勧めです。 このようにクーポンの利用制限や期限を管理できるメール配信システムを使うことで思い切った割引やサービスが打ち出しやすくなります。

2.メール会員を増やす為の方法

メール会員を増やす為には、店内をはじめ既に使っているホームページやブログ(SNS)をうまく活用することが重要です。

メール会員を増やす為の方法

2-1.店内からメール会員を増やす方法

店内でのメール会員募集は、テーブルに置けるサインスタンドなどを使ってお客様の目に入りやすい場所にメール会員募集を掲載します。 また登録後その場で使えるメール会員募集を打ち出すことで、メール会員登録を促進できます。 お会計や注文を受ける際にお客様へ一言、メール会員登録を案内することも効果的です。

2-2.ウェブサイトやチラシから増やす方法

ウェブサイトは、ホームページ、ブログ、SNS(ツイッター、フェイスブック)などを活用してメール会員募集をします。 ウェブサイトを活用するメリットは、新規のお客様のメール会員誘導ができます。 またチラシなど紙媒体の場合は限られたスペースに簡潔にメリットを伝え、詳しい内容はホームページなどのサイトに誘導します。

管理面を考え一つにまとめる

ホームページやSNSなど複数のサイトを運営している場合、一つのサイトに誘導する方法がお勧めです。 一つのサイトに誘導することで、サービス内容などが変更があった場合に修正箇所を一か所で済みます。 例えばホームページをメイン(誘導先)にしたい場合、ホームページにサービス内容を記載して、他のサイトからホームページのURLへリンクして管理します。 サービス内容が変更した際は、ホームページを修正するだけで済みます。 また一つのページに集約することでSEO対策の効果も期待できます。