1.メルマガ・メール配信の集客方法
第5回にわたり集客ツールの一つのメルマガ・メール配信による集客方法を紹介します。 第2回は固定客・リピート客を増やしたい、さらに集客効果を上げたい店長さんの為の記事になります。
1-1.メルマガ・メール配信の集客のメリット
メルマガ・メール配信の集客のメリットは「売上改善・集客改善」「固定客・リピート客」対策になり、店舗の強力な集客力になります。 ホームページやチラシなどと違って、お客様の手元の携帯やスマホに来店のきっかけとなる販促を積極的に配信できるのが最大のメリットです。 メルマガ・メール配信により売上向上、固定客対策の経営改善に活かすことができます。
固定客・リピート客対策
口コミや広告などから新規顧客を集客したお客様に対しての、2回目以降は「来店するきっかけがない」「来店したことを忘れてしまう」などの理由で、お客様は次の店舗を探し新しいお店に流れてしまう傾向があります。 メルマガ・メール配信はメール会員募集を増やすことで2回目以降の来店のきっかけづくりを積極的に行えます。
売上改善・集客対策
売上改善は、売上が伸びない日や時期の販売促進、年間行事やイベントに合わせた販売促進をメルマガ・メール配信によって集客対策できます。
- イベントや季節に合わせた販売促進
- 客入りの悪い日の改善
1-2.メルマガ・メール配信の集客方法のデメリット
メルマガ・メール配信の集客方法のデメリットは大きく２つあります。1つ目のデメリットはラニングコストがかかります。 無料で使えるメール配信ソフトもありますが、メール会員募集ができる店舗に適したクラウド・ASPタイプのメール配信システムは月額料金がかかります。 ２つ目のデメリットは、使い方にコツがあり、正しく使わないと集客効果がでません。
ラニングコストがかかる
パソコンにインストールするメール配信ソフトは、無料から市販の有料ソフトまでありますが、メール会員を増やして集客に活かすにはクラウド・ASPタイプのメール配信システムを使う場合が多いです。 費用の掛からないメール配信ソフトと費用の掛かるクラウド・ASPタイプのメール配信システムの違いや選び方は「メール配信システム・ソフトの選び方 メリット・デメリットを比較」の記事をご覧ください。
使い方にコツがある
メルマガ・メール配信は誰でも簡単に集客効果が出せるものではありません。メルマガ・メール配信の使い方にコツがあります。
2.メルマガ・メール配信による集客の秘訣
メルマガ・メール配信の使い方をyoutubeの動画投稿に例えると分かりやすいです。 youtubeの動画はただアップロードしただけでは再生回数は増えませんし、登録者数も増えません。 視聴者のニーズやサムネイル写真（動画の表紙写真）の工夫など視聴者を獲得するための様々な工夫が必要です。 しかしそのコツを知ってしまえば、子供から大人まで幅広い人がyoutubeを使い視聴者の獲得に成功しています。 メルマガ・メール配信による集客も、メール会員の増やし方やメルマガの作り方のコツを知ることで店舗の集客力に変えることができます。
2-1.失敗しない為の重要な２つのポイント
メルマガ・メール配信による集客の秘訣は、次の2つのポイントがあります。
メール会員方法
お客様のメールアドレスがどんどん増えるようなメール会員募集が重要です。 メール会員募集を見たお客様が「登録したい！」と思ってくれるようなメール会員募集を作成する必要があります。 またメール会員募集は店内だけではなく、ホームページ、チラシ、SNSなど活用することでメール会員を増やすことができます。 メール会員募集は、最初にきんちんと作成すれば、後はどんどんメール会員が増えていきます。 逆にメール会員募集がなかなか増えないようであれば、メール会員募集の内容を見直す必要があります。
メルマガ配信方法
メルマガの作成で重要なポイントは、配信するメールの目的に明確にすることが重要です。 配信するメールの目的を明確にすることで、メール内容が明確になります。 この目的が明確にならないと「どんなメールを書いたらよいのか？」と迷い、そんな目的がはっきりしないメールを配信しても集客効果は上がりません。 メール配信の目的とは、来店頻度を上げるための定期的なメール配信なのか、祝祭日やイベントに合わせたメール配信なのか、 雨の日や客入りの悪い日などの集客に力を入れる為のメール配信など目的に合わせてメールを作成する必要があります。 配信するメールの目的を明確にして、お客様にメリットのあるメール販促が重要になります。
2-2.集客効果がでない原因
メルマガ・メール配信による販促メールは、最初は効果があったのにだんだんと集客効果が感じられなることがあります。 集客効果がでない原因は大きく次の3つの場合があります。
メールが読まれていない
メールが読まれない原因は、メールタイトルやメール本文に変化が少ない定型文のようなメールの場合です。毎回同じようなタイトルや定型文を多く使ったメールは読まれなくなる傾向があります。 さらに集客効果がでない原因は、同じような内容の販促メールを繰りした場合に反応が鈍くなります。 顧客ニーズを意識したお客様にメリットがある喜ばれるメール販促が重要になります。
メール会員が少ない
メール会員数が少ない、増えていない場合です。メール会員は毎月少なくてとも10人～30人程度は増えて行くようなメール会員募集の仕方が重要です。
メールが届いていない
メール配信ソフトなどはドメイン設定やウィルスソフトのフィルターによってメールが届かない場合があります。 メールアドレスが増えても届かないメールアドレスを管理しても効果があがりません。メールアドレス管理方法は「知っておきたいメールアドレス管理方法の違いによる集客の差」をご覧ください。